「ゴッド・オブ・ウォーI/II/III」発売前体験イベントに参加しました②
都内で開催された「ゴッド・オブ・ウォーコレクション」及び「ゴッド・オブ・ウォーIII」発売前体験イベントレポートの後半です。当記事を読んでいただいた方に製品版GOW3の凄さが少しでも伝われば良いのですが・・・。
※「ゴッド・オブ・ウォー III」とは
「ゴッド・オブ・ウォー III」は前回のレポートでも紹介した「ゴッド・オブ・ウォー I/II」から連なる正統な続編でシリーズの完結作になります。
資料によると本作では「壮大な戦い」と「驚愕のビジュアル」を届けるとあります。「ステージの大きさはGOW2の4倍」「テクスチャー解像度はGOW2の4倍」との事で、このあたりはゲームをスタートしてから10分以内に実感できる事でしょう。
ゴッド・オブ・ウォーIIIのテーマは下記の通り。
・More Dynamic(よりダイナミックに)
・More Extreme(より過激に)
・More Cruel(より残酷に)
要するに前作を全ての面で上回ると言う事で、これが実に難しい事は長年ゲームを見ていると判ります。安易なボリュームアップやプレイヤーキャラの追加等で結局は評価を下げるゲームが数多いなか、「ゴッド・オブ・ウォーIII」はプレイヤーに助長感を与えずに純粋にゲームプレイや演出の質で勝負しようとしているのです。
そして、その答えは自分自身で「ゴッド・オブ・ウォーI/II/III」を最後までプレイして初めて確認出来る事なのです。「ゴッド・オブ・ウォー コレクション」はカプコンより2010年3月18日に、「ゴッド・オブ・ウォーIII」はSCEJより2010年3月25日に発売予定です。
※プレイしました
GOWCのレポートでも「序盤からの盛り上げ方が絶妙」と書きましたが、GOW3は前作を更に上回る迫力でプレイヤーへ興奮と緊張感を与える事に成功しています。
まずはプレイ開始直後から巨大なボスにステージ外からちょっかいを掛けられます。その状況で敵モンスターを排除しつつルートを進行していく訳ですが、このあたりは前作GOW2でも冒頭で巨人像コロッサスから様々な干渉を受けつつ攻略していくステージ演出に似ていると言えるでしょう。
しかしGOW3では更にゲームステージが文字通り足下を揺るがすように激動します。そしてズーム・パンが繰り返される事でようやくクレイトスが500mもあるタイタン族の上でボスキャラと戦おうとしている事がプレイヤーに伝わるのです。これは単調になりがちなアクションゲームをダイナミックなカメラワークと舞台演出で過激に味付けしているのです。
私は最初のステージの演出で心をガシと鷲掴みにされてしまいました。本作品のテーマのうち「More Dynamic」「More Extreme」は伊達ではありません。
そしてボスバトルでのCSアタック時の独特のカメラワークがもう・・・まさしく「More Cruel」なのです。表現規制については色々な意見があるでしょうが、内容にマッチした表現や演出も面白いゲームには「必要不可欠」な要素である事は間違いありません。ゲーム体験会のコントローラは大抵SIXAXISでGOW3に搭載された振動機能を試すことは出来ませんでしたが、十分に私の心は震えたのです。
体験会でのプレイ時間は1時間でしたので最初のボスを倒してからもう少し先まで進めることが出来ましたが、SCEの方によるとこの先のステージはもっと凄いとの事です。ここまででも十分凄かったんだけどなぁ・・・製品版の到着が今から待ち遠しい。
勿論、基本的な操作方法等は従来のシリーズを踏襲しています。ボタン操作は単調にさせない休ませないよう、プレイヤーを楽しませる為の工夫が随所に施されています。それに加えて要所でのパズル要素とボス戦でのCSアタックがバランス良くゲーム内に盛り込まれているのがシリーズを通したGOWの魅力です。難しいコマンド入力もシビアな回避等もなく、ゲームの全てが「プレイヤーを楽しませる」事だけに注力されているのです。
私は、過去作品のファンも違和感無くゲームに入り込ませた上で、前作を遙かに上回る映像や演出やゲームプレイで圧倒する理想的な「続編」の作りに感嘆しました。
確かに序盤の1時間だけで全てを判断することは早計ですが、世界的な人気フランチャイズの最新作・最終作としてSCEAサンタモニカ スタジオが3年を掛けて丹精に作り込んだ大作であることは十分に伝わりました。「洋ゲーは難しそう」と思っている人も多いかもですが、GOWではチェックポイントからのやり直しや難易度設定等もあります。「アクションゲームは苦手」と感じている方にも是非とも楽しんでいただきたい作品です。
ちなみに・・・GOW3のトロフィー名は結構面白いので、トロフィーにあまり興味がない人も一度チェックしてみて下さい。
※質疑応答
Q:オープニングのクレイトスの表情が凄いのですが
A:あれはゲーム内のモデルをそのまま使っています。GOW3ではCGムービー等は一切使用せずにゲーム内のモデルのみで動かしています。
Q:序盤でステージが動き出しますが、PS2では難しかったのでしょうか
A:GOW3では今までは背景としての扱いでしか表現できなかった巨大な敵も一つのモデルとして登場させています。巨大なタイタンの上でクレイトスが戦う場面はまさに「生きたステージ」で、以前からやりたかった事だけどPS3の性能でようやく実現できたものです。
Q:GOW3はCERO Zの為に規制は少ないとありましたが、ドイツやオーストラリアあたりと同じ規制なんでしょうか?
A:普段はドイツの方が規制は厳しいのですが、GOW3に関してはドイツは日本より緩いです。日本版に関してはカメラアングル等の微調整を施すことにより殆ど規制をせずに発売することが出来ました。ゲーム性に影響するような修正はありませんが、一般市民への攻撃要素に関しては日本版は敵に変更しております。
欧州ではセクシャルな内容に対して厳しく、日本とは若干傾向が違っています。SCEワールドワイドタイトルとして考えるならGOW3日本版は国内独自の内容になります。
Q:つい先月ゴールドになったとの報がありましたが、音声や国別の規制等は並行で準備が進められていたのでしょうか?
A:GOW3に関しては全世界版を並行開発しました。初期の段階から規制等を意識して開発しています。
Q:ボリュームはどのぐらいでしょうか?海外のインタビュー等ではGOW1とGOW2の中間ぐらいだと読みましたが。
A:プレイ時間は人それぞれだと思いますが、GOW3では難しめのトリックやパズル要素も含まれている事もあって、最初にプレイする人や慣れていない人なら12時間~15時間ぐらいが大体の目安でしょうか。じっくりプレイすると15時間~20時間は掛かるかも知れません。
Q:前作GOW2から主要スタッフが変わりましたが、GOW3は前作のテイストがそのまま継承されていると感じました。開発陣もそのあたりは意識しているのでしょうか?
A:確かにディレクターなどのスタッフが変わっていますが、サンタモニカスタジオでGOW3を開発した約100名のスタッフの大半がGOW1/2に関わっています。その為「ゴッド・オブ・ウォー」の絶対外してはいけないお約束事等も皆が自然に意識を共通する事で守られているのではないでしょうか。
※最後に
スタッフの方のコメントを記載しておきます。
『「ゴッド・オブ・ウォー」の開発陣は日本のゲームも大好きで研究しているので海外タイトルにありがちな触り心地の悪さも作りの雑さもありません。国内ゲームファンも食わず嫌いをせずに是非とも遊んで貰いたいです。』
私自身は和ゲーも洋ゲーも好きですので偏見や食わず嫌いという事は無いのですが、最近ではむしろ洋ゲーファンによる「和ゲー蔑視」発言が少々気になるほどです。それぐらい海外スタジオ制作のゲームは出来は良く、今作GOW3を遊んでいても「国内スタジオでこれだけの質と量の作品を作るのは厳しいだろなぁ」と感じてしまったのも事実です。和ゲーには和ゲーの良さがあるんですけどねぇ。
しかしGOW1/2の累計800万本も殆どが欧米という事ですし、日本での知名度や人気はまだまだです。販売面だけで考えるとCERO Zである事も若干影響してくるとは思いますが、もっと評価されて欲しいしもっと売れて欲しいタイトルです。今回GOW1/2/3をプレイしてその思いは更に強まりました。
最後に広告展開についてもう一度記載しておきます。
先般の記事でも紹介したとおり、2010年3月11日より関東地方限定ではありますがTVとWEB連動の広告企画がスタートします。CERO Zの影響で私の住んでいる関西や東海地方ではCMを放送することすら出来ないのですが、敢えてCMを流そうとする心意気は感じました。視聴可能な地域の方は是非ともチェックしましょう。
公式サイト
CAPCOM:ゴッド・オブ・ウォー 公式ポータルサイト
GOD OF WAR III
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ゴッド・オブ・ウォー コレクション カプコン 2010-03-18 by G-Tools |
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ゴッド・オブ・ウォー III(初回生産版:主人公クレイトスの「スキン」ダウンロードプロダクトコードチラシ封入) ソニー・コンピュータエンタテインメント 2010-03-25 by G-Tools |
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ゴッド・オブ・ウォー トリロジー ソニー・コンピュータエンタテインメント 2010-03-25 by G-Tools |
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