« 「龍が如く4 伝説を継ぐもの」の体験版は3月5日より配信 | トップページ | 「God of War III」欧米PSNにて体験版配信、そしてGTTVに独占映像も »

2010年2月26日 (金)

「グランド・セフト・オート:チャイナタウン・ウォーズ」 PSP版発売前体験イベントに参加しました

PSP版「グランド・セフト・オート:チャイナタウン・ウォーズ」の発売前体験イベントに参加いたしました。

※「グランド・セフト・オート:チャイナタウン・ウォーズ」PSP版とは
「グランド・セフト・オート:チャイナタウン・ウォーズ(GTACTW)」は、オープンワールドアクションの代名詞的ゲームと表現しても過言ではないGTAシリーズの最新作になります。本作はPSP版GTAとしては3作目で、昨年発売されたDS版からの移植になります。移植にあたり新キャラクタや新ミッションが追加され、グラフィックや楽曲の強化が行われています。

既に国内外で高い評価を得ているDS版をベースにPSPのハードウェアに最適化したGTACTWは、Rockstar GamesがGTAシリーズで常に追求している「オープン」で「自由な」ゲームに対する方向性の一つになるのでしょう。北米では2009年10月20日に発売され、日本国内では2010年3月11日の発売が予定されています。

※体験イベントの模様
今回の体験会には本作品のプロデューサーRich Rosadoさんが会場に来られました。Rich Rosadoさんによる作品紹介のあと、指定されたミッションを実演後参加者が各々プレイしました。最後はディスカッションタイムで体験イベントは終了しました。

作品紹介で語られたGTACTWの特徴を簡単にまとめると下記の通り。PSP版のみではなく、ベースになるDS版の特徴も含まれていると思われます。

・カメラ視点だけではなく初代GTAに似た雰囲気にした
・一つ一つのミッションが短く、アーケードライクに遊べるようにした
・従来のGTAシリーズよりも遊び要素の強いシナリオにした
(GTAシリーズのシナリオは真面目すぎるとの指摘もあった為)
・GTA初心者からでも入りやすい遊びやすいゲーム

Gtactwp_2
Rockstar GamesのRich Rosadoさん。
GTA3のプロデューサも務められています。

※実際にプレイした感想。
私は「グランド・セフト・オート」シリーズをプレイするのは今回が初めてです。GTA4は大いに興味がありましたが、ソフトラッシュの時期と重なり購入にまでは至っていません。当然の如く「GTAの持つエッセンス」なんぞと偉そうなことは何も書けない訳ですが、実際に体験会で幾つかのミッションをプレイする事で、私がGTAシリーズに抱いていた「オープンで自由」なゲーム性の一部を感じ取ることは出来たと思います。

体験会では指定された4ミッションをプレイしました。「売人とのトレード(金稼ぎ)」「警察とのチェイス」「アサシンミッション」「戦闘」等々の要素が盛り込まれたバラエティ豊かなミッションばかりでした。

GTAの世界において乗り物は「奪うもの」だという道徳観・世界観にザブングルを思い出してしまう初心者というよりは完璧にオッサン、要するに長時間プレイに限界を感じつつある私でも、GTACTWのミッションはマイペースで楽しんでプレイする事が出来ました。これは一つ一つのミッションプレイ時間が10分程度という手軽さによるものが大きく、前述しているGTACTWの大きな特徴の一つでもあります。携帯ゲームならでは作りですね。

Photo_3

戦闘について。ミッションの内容によって戦闘のシチュエーションは異なります。勿論、ランボープレイには限界がありますので状況を見ながら多種多様な武器を切り替えて戦い抜く必要があるようです。トップビューで敵の視認が容易な為か個人的には戦闘自体の難易度はやや低めだと感じました。このあたりは主催側のミッションセレクトによるものだったのかも知れません。私は積極的にバットで人を殴り続けていました、勿論弾薬を節約する為ですよ(笑)

Photo_2

グラフィックは見下ろしタイプの2D風で実際には3Dで描写されています。ゲーム映像をパッと見た感じ、良く言えば「懐かしい」悪く言えば「古い」印象を与えてしまう事も事実ですが、「実際にプレイしないと面白さは伝わらない」とはまさにこの事、ミニチュア風のキャラクタや車両をちょこまかと操作し、他NPCと取引や戦闘を行っているうちに自分自身がリバティーシティの一員として躍動している気分になることでしょう。

そして勿論GTACTWには本筋があります。ゲームを開始するとイベントシーンで主人公ホァン・リー君の不幸なプロローグが語られます。彼がリバティーシティで逞しく強かに活躍することで彼の追い求める真実に一歩ずつ近づくことになるのでしょう。

気になる点は海外ソフトに多い「×ボタン=決定」です。私もかつてXbox版のFFXIでケアルミスを多発した事がトラウマになっていますが、GTACTWでは○×ボタンの選択が瞬時に求められるシーンは無さそうですので助かりました。

Photo

※質疑応答
Q:チャイナタウンウォーズの主人公は中国系ですが、主たるマーケットである欧米での反応は気になりましたか? 
A:「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」の主人公もアフロ・アメリカンで、同様の質問を受けたことがあります。まずロックスターのゲーム開発は面白い物語を作り、その物語に適応したキャラクタを産み出していきます。今作品を開発にするにあたり、今までのステレオタイプなイタリアンマフィアではなく中国系マフィアを主人公に据えることでプレイヤーに新鮮な経験を提供できたと思っています。

Q:企画段階にてイタリア/中国以外のマフィアも検討されていたのでしょうか?
A:勿論、色々な方向で検討しました。GTACTWでは中国系マフィアの物語を制作する事に挑戦したのですが、偏見等を極力排除した上で本当に面白い物語を作るよう様々に検証しました。

Q:武器及びフリーミッションは何種類ぐらい用意されているのでしょうか?
A:正確な数字は資料を確認する必要がありますが豊富に用意されています。また、種類だけではなくレンジや威力に多様性を持たせています。ミッションに関してはメインストーリーで60のミッション、それ以外にも多様なミッションが数多く用意されております。ゲームのプロモーションではメインストーリーが中心になるのですが、フリーミッションの生き生きとした世界を楽しむことが出来るでしょう。

Q:DS版からPSP版にかけての変更点は?
A:ゲームを制作する際には対象となるゲームハードの特徴を検討しないといけません。PSP版を制作するにあたり、グラフィック性能、UMDの大容量、画面の大きさを考慮に入れてパワーアップを図りました。映像や音楽はハードに合わせて作り直しましたし、ミッションも増やしました。

Q:ゲームの規制は開発側からはどのように受け止められているのでしょうか?
A:なかなか難しい状況ですが、規制は日本だけの問題ではありません。私はゲーム性に影響を与えない修正であれば問題無いのではと考えています。規制に反対してゲームの販売を諦めるよりは、日本を含めた多くのゲームファンにGTACTWをお届けする事を選択しました。また、GTACTWの修正は極めて小さく、ゲーム性に影響を与えないレベルです。


GTACTWに関する質疑応答は以上です。

私自身、作品プロデューサーの方から直接コメントを頂ける場に居た事は初めてで、実に楽しく興味深い経験でした。GTACTWをプレイする事で本作品のみならずGTAシリーズ全体に対して興味を抱くようになる人も増えてくるでしょうね。勿論私もそのうちの一人なのです。

公式サイト
グランド・セフト・オート:チャイナタウン・ウォーズ


B00313IMDU グランド・セフト・オート:チャイナタウン・ウォーズ【CEROレーティング「Z」】
サイバーフロント  2010-03-11


by G-Tools

|

« 「龍が如く4 伝説を継ぐもの」の体験版は3月5日より配信 | トップページ | 「God of War III」欧米PSNにて体験版配信、そしてGTTVに独占映像も »

ゲーム」カテゴリの記事