日経記事を読む「FF13がPS3独占を捨てたやむを得ぬ事情」
くだらない内容の記事だなぁと思って一応最後まで読むと、ライターは新清士氏でした。以前もブログに書いたことがありますが、新氏が学生時代に一度だけお会いした事があります(相手は記憶していないでしょうが)。当時のNIFTY-SERVEでの文章も個性的で印象的でしたが、やはり仕事としてゲーム業界に関ってしまうと無味無臭で価値のない文章しか書けなくなるんだなぁと、少し残念な気持ちになりました。
突っ込みどころは色々ありますが
MGS4のXbox360版について「DVD2枚組みにするなど、方法は考えられる」と書いているところから最近のゲーム情報を調べもせずに書いている事が伺えます。まず容量計算がまるでデタラメである事。MGS4の実容量は40GB前後との事ですので単純計算でも2層DVDで5枚組になります。更に共有データが必要なことから必要枚数は更に増える可能性もあります。このあたりはゲーム業界出身ライターとしてはやってはいけない失態でしょう。
でも本当に文句を言いたいのはその点ではありません。最初からDVDとのマルチ前提で作るとなると、MGS4の濃密で濃厚なストーリーや演出が薄っぺらい内容に留まっていた可能性については全く触れられていない事です。少なくともMGS4に関してはPS3専用開発にすることで高い品質を獲得した作品の一つである事については完全に無視して「商品」としての視点のみで書かれています。
更にMGS4の対比としてウイイレが4機種マルチで380万本を記録している事を例に出していますが、ジャンルやゲームの作り方が違う作品を比較することに意味があるのかどうか。
これはFF13に関しても同様のスタンスで記載されており、終始ゲームソフトやハードをビジネス「商品」としか捉えていない記事には失望しました。少なくともゲーム業界に関わってきた人間として、建前だけでも「ゲーム文化」を高める方向の記事を書いてほしいと思うし、愛のないビジネス視点の記事なら日経内に自称アナリストは捨てるほど転がっている訳で、新氏が期待されている内容だとは感じない。
まぁ(下)はたぶん読まない(笑)
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