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2008年7月19日 (土)

9月からアニメ「亡念のザムド」がPSNにて独占配信

ボンズ制作のオリジナルアニメ「亡念のザムド」がPSN独占にて9月から有料配信される事が発表されました。3日間視聴が可能な「レンタル方式」がどのように受け入れられるのか?本格的な映像配信事業への第一歩として注目されることでしょう。

作品内容については下記リンクを参照いただくとして、今回は配信システムやコンテンツの品質について判る範囲で書きたいと思います。

まず、配信システムについて

上記のとおり「レンタル方式」になり、購入した映像コンテンツは「視聴開始時から3日間の視聴が可能」になります。視聴期間を超過した映像ファイルがどのような扱いになるのかは現時点では判りませんが、「再生不可」フラグが書き込まれたコンテンツになる事が予想されます。

料金はHD版が400円、SD版が300円になります。全26話を視聴するとHD版で10400円、SD版なら7800円になります。料金体制とレンタル方式の味付が今回の映像配信事業の大きな肝である事は間違いない訳で、業界全体に注目されているといっても過言ではないでしょう。

次はコンテンツ品質についてです。

HD版の解像度は1,280×720で、5.1hサラウンドに対応。
ビットレートは映像が平均8Mbps(最大 20Mbps)
音声はコンテンツによって異なり384kbpsもしくは640kbps。

SD版の解像度は720×480で、音声は2chのみ。
ビットレートは映像が平均2Mbps(最大9Mbps)
音声は128kbpsまたは192kbps
PSPへの転送機能(ムーブ扱い)はSD版のみ。

一通りサービス内容やコンテンツの概要を一通り確認したあとの率直な感想は「視聴期間が短い」です。レンタルビデオショップでの新作レンタル期間が3日である事から設定された日数だと思いますが、TV放送と同じように毎週1本のタイミングで新作が配信されますので、配信直前に先週の話を見直す事も出来ない訳です。せめて1週間は視聴期間が欲しいですね。

個人的には全話契約でHD版9000円のパックサービスや、1回購入したユーザの再視聴は100円で可能とかのサービスもお願いしたいところですね。

その割に映像品質は720pと中途半端です。BD版は1080pで収録されるでしょうから、買い取りではないレンタルコンテンツを配信するならば最初からBD品質にするべきでしょう。SD版のメリットが殆ど感じられない事も無駄に感じました。

その他に考えられる事としては、ニコニコ動画等への不正アップロード監視が強化されるでしょう。コンテンツは保護されていますが、TV画面をカム撮りするなど方法はいくらでもありますからねぇ。今の時代、独占コンテンツを守る事は大切ですが大変でもあります。

私も1話は視聴しますが、その後は内容次第です。このあたりは作品自体の魅力が次話のカウントに繋がる訳ですから「亡念のザムド」制作スタッフにかかる期待やプレッシャーは今までとは違うものになるでしょう。

まぁ色々と書きましたが、試行錯誤した上での料金設定やサービス内容である事は理解しています。あとは実際にどのように市場に受け入れられるように努力していくのかに注目ですね。勿論PS3普及に向けたSCEの更なる一手にも期待しています。

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