勢いのあるSCEA/SCEE、かたやSCEJは・・・
SCEAのScott Steinberg氏は「MSはPS2(Sony)から市場を奪う事は出来ない、PS2ユーザはPS3へと移行していくだろう」とコメントしています。
記事によると、Xbox360はPS3に1年間先駆けて発売されたものの、コアなFPSゲーマーに偏ったソフト戦略によりPS2の市場を奪うまでには至っていないとの事です。
確かにFPSが大好きな人ならば、Xbox360はファーストチョイスとも言えるゲーム機かも知れません。しかしあくまでもFPSはゲームの一ジャンルに過ぎませんし、その人気も北米に大きく偏っています。まぁMSにとってはそれでも良いのかもですが。
関連記事:Sony: MS has failed to reach beyond FPS players
http://www.computerandvideogames.com/article.php?id=184087
対するSCEはどうなんでしょうか?
SCEAは今や最高クラスのソフトパブリッシャーへと成長しました。ソフトラインナップも多岐多様で世界中で通用するソフトがずらりと準備されています、北米や欧州に関してはSCEA/SCEE中心でも十分に戦える目算は立っているでしょう。
関連記事:Publisher Rankings 2007
http://www.next-gen.biz/index.php?option=com_content&task=view&id=9393&Itemid=2
一方でSCEJが全く不透明な状況です。元々SCEJもPS2時代は優秀なパブリッシャーでした。PS1時代の独創性を保ちながらも、外れの少ない「安定したソフトハウス」へと成長を遂げたのです。続編ばかりに頼るのは禁物ですが、人気フランチャイズの多さは安心感に繋がるのも事実です。
しかしPS3への移行後のSCEJは沈黙しました。「みんゴル」「ぼくなつ」「GT」はリリースされたものの大きな起爆剤とはなり得ず、「ICO」「SIREN」「サルゲッチュ」辺りは噂や憶測の域を出ていません。
個人的に気になるのは、上記のSCEA/SCEEと比べて大きく違い「意味不明の秘密主義」だと言う事です。何度も書いていますがソフトウェアの情報は早く公開した方がアピールに繋がります。海外ソフトハウスは定期的なトレイラー配信や情報提供により我々ユーザの期待感を煽っているのですが、SCEJはそれを軽視、もしくは怠っているとしか思えません。
また、下記のアンケートではRPGが未だに強力な人気を保っています。勿論オンラインアンケートですから偏っていますし、市場とも相当乖離しています。それでもRPGが国内コアゲーマーには好まれる傾向にあると言う事はSCEJも理解はしているはずです。
関連記事:2007年で一番おもしろかったゲームタイトルは?
http://dol.dengeki.com/data/news/2008/3/5/17cb4f32b0d592ef30e5407df6f2fa6c.html
残念ながら頼みの「白騎士物語」もレベルファイブには相当軽視されているのでは?と思われても仕方ないぐらいに情報が出てきません。さすがに年内リリースには間に合わせて来るとは信じたいのですが、もし延期になればPS3専用RPGが一本も発売されないと言う異常事態に陥る事になります。「ワイルドアームズ」も昨年時点でPSP用に開発させている場合じゃないだろ?とすら思ってしまうのです。
幸いPS2用には未だに多くのゲームタイトルがリリースされていますが、現行PS3では後方互換性が削除されているためにPS2からの買い替え需要を吸い取る事が出来ません。昨年秋のSCEAからのコメントを信用するならばPS2互換機能を削除した戦略は「失敗」だったと言われても仕方ありません。
ともあれSCEJの奮起を期待したいところです。
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